名古屋市南区にて、ワールドコルディアサロンたつたやでは創業以来の拘りで最高の高品質カシミヤを御提案いたしております。

カシミヤ原材料は毎年価格上昇いたしておりますが、日本国内の国産メーカーは販売価格を20年以上維持に努めてまいりました。原材料高騰すれば、販売価格を上げるか使用原料を低ランク品に変更するか…購入店舗選びは非常に重要です。2022年より、原材料価格の高騰・為替レートの変動により値上げ傾向で一斉に各メーカー値上げが始まりました。今まで以上に、価格での比較で上質なのか低品質なのか判断が難しくなっております。実店舗も減り、ネット販売限定のショップも増え低品質なカシミヤ商品を高額で購入してしまう御客様も増えております…

知っているようで意外と知られていないカシミヤ豆知識をご紹介していきます。 知っていて得になることもあれば、ただの雑学まで幅広く御紹介します。

1.失敗しないカシミヤの選び方

カシミヤ商品の偽物が多い理由

カシミヤは貴重な素材なうえ本来高価な製品ですが、混紡率を低くすることでコストを抑え販売価格を安くるするなどし、より多くの消費者がカシミヤを楽しめるようメーカーも努力している事が最大の理由です。現在価格を低くする為に、外部委託しタグのみ取り付ける商品が殆どであり、全く検査・試験をしていない商品が多すぎます。企画・生産まで管理するブランド品以外は、不当表記・偽物である可能性が非常に高いです。国産ブランド展示会でもカシミヤ商品は非常に少なく、セーターで¥60,000円~の価格設定となる為に、全く扱わないブランドも増えております。一口にカシミヤといってもその産地やグレードは様々。主に生産国は中国、モンゴル、イランとなっております。中でも最高品質を誇る内モンゴル産(中国産)も10ランクほどに分かれます(ブランドイメージ守る為、最近よく売られているプライベートブランド商品¥20,000~¥30,000が使用する低~並カシミヤ素材を使用できない為)

カシミヤは中国からしか買えません。中国は偽装が当たり前の国なので、中国から仕入れるという事は、偽物を仕入れる可能性が高いという事を知っておく必要があります。メーカー側も、仕入段階でカシミヤを仕入れたつもりが別の繊維を掴まされたということもあるらしく、メーカーも苦慮するケースもあるようです。

平成18年から19年にかけて、日本ではカシミヤ製品の不当表示問題が発生、公正取引委員会から関係業者(表示責任者など)に対して排除命令が出される事態にまで及びました。

 

高級カシミヤの見分け方

2024年の、高級カシミヤを使用したニット商品の海外ブランドと国内ブランドの価格差は約3倍! 国産ブランドが¥70,000円程にて販売しております商品が、海外ブランド品ですと¥200,000円程度にて展開されております。世界中で質の良いカシミヤは人気が衰えておらず、まだまだ値上がりは避けられそうに御座いません。

コロナ後、国内と海外にて大幅に価格差が広がっており、値上げの困難な日本アパレルブランドでは原材料を購入出来ないので当然生産をしておりませんが、販売価格を抑えたカシミヤニットは大変人気があるため、ますます安価にて生産出来る国より輸入された、高級カシミヤを装った怪しいカシミヤが出回っております。

カシミヤの善し悪しは、カシミヤを扱いなれた手で、実際に見て触って風合い等を確認するしかありません!価格だけでは判断できません。価格が高くても偽物は存在します。検査機関でカシミヤ混合率の「商品テスト」が一番確実ですが、現実的ではありません。

2009年東京都が、インターネット上で通信販売されているカシミヤ商品の「商品テスト」実施したところ、30%の商品(50商品中、13商品)で不正表示が見つかったそうです。カシミヤストールは、40%が不正表示。カシミヤ100%表示が実際は、アクリル100%などのケースもあったそうです。現在は、2009年よりカシミヤ原材料価格が3倍ほどになっており、不正表示はもっと酷くなっていると思われます。2023-2024awでは各社、更なる大幅値上げを発表されております。

まとめ

偽物が多いカシミヤ商品。正直、本物の風合いを知らない方が価格の安い商品を買っても気付かないでしょう。本物のカシミヤを手に入れたければ地域一番店の店舗(カシミヤのような高級原料を使用する商品は高額になる為、高額商品を扱いなれた地域一番店の店にしか商品を売りません)で、メーカー品(大手メーカー品は、品質検査や商品として販売する商品に対し様々な試験をしております)の商品を購入されるのが一番確実です。

①不自然な風合いのカシミヤは避ける

海外ブランド品と国内ブランド品では、風合いがことなります。海外ブランドが展開するカシミヤ100%製品は、店頭で販売される段階では風合いがあまり良くなく顧客が購入したあと着用と洗濯を繰り返すうちに見事な風合いに仕上げるようになっている品が多いようです。一方日本の場合では、店頭段階で最高の風合いが出るように要望されるお客様が多く、風合い至上主義的な構造になっているように感じます。

死骸から採取した毛や、本来捨てるべき毛など素材が粗悪でも柔軟加工を強烈に施すと風合いが良くなります。が、その反面柔軟剤の悪い部分が出てきます。非常に不自然な、薬品のようなぬめり感が手に残ります。柔軟加工が強いからと言って即カシミヤ100%でないとは言えませんが、カシミヤ100%であれば風合いが最初はよくなくても着用と洗濯保管を繰り返すうちにいい風合いが出てくるものなのです。不自然に過剰な風合いのものは購入しない方がいいです。

②有名な大手アパレルブランドの専門店で展開されているカシミヤを買う

大手有名メーカーでは、品質試験等の必要なコストをかけ商品づくりを行います。製品の検査・試験をしているケースがほとんどです。特にカシミヤ100%の製品については、各社きちんと試験をしているものと思われます。(同一ブランド品でも、アウトレットモール展開品は基準が異なるために除く。アウトレットモール展開品は専門店の基準で企画・生産されておりません。何故ならアウトレット品=B級品で問題ない為)

③信頼出来るお店・ショップで購入する

高級セレクトショップ、地域一番店などは、カシミヤ商品の検査基準が高く、しっかりと製品の検査をしているケースがほとんどです。カシミヤを扱いなれたプロのバイヤーが厳選して仕入・検品する為最も安全です。近年、メーカー直営店舗が増えておりますが、プロのバイヤーを介しておりませんしカシミヤ高級素材に慣れていない販売員が多いので注意が必要です。

④セール・アウトレット品を購入しない

カシミヤ商品のセールは無いと思っていただいた方が確かでございます。高級素材を使用する為にベーシックなデザインの商品が多くセールする必要もございませんし、毎年使用する原料も高騰している為、よほど毛羽立ちや展示中に試着しすぎて傷んでいる場合や穴が空いてしまいアウトレット品になった以外は、疑うべきです。

⑤安価なカシミヤ商品を購入しない

高額な商品でも偽物は大量に出回っていますが、安価なものも当然大量に出回っています。また化学繊維と違い大量生産して価格を下げる事も限られた貴重素材な為、限界がございます。大量に生産し価格を下げたとしても、3万円以下のカシミヤ100%ニット商品は疑うべきです。

質の良いカシミヤを確かな技法にて編んだニットは、毛玉が出来にくい

他店にて、過去にカシミヤニット商品の購入で失敗されたと思うのですが「カシミヤは毛玉が出来やすい」と言われます御客様が以外といらっしゃいます。せっかく良いものを求めても、すぐに型崩れしたり、毛玉ができたりしては意味がない。正しく丁寧な技法で編まれたカシミヤ製品は、型崩れしにくく、毛玉ができにくいことが特徴です。しかも、ウール100%(毛100%)よりも簡単に手洗いできます。

カシミヤ専門の熟練した職人が伝統的な機械で作製

カシミヤ専門の熟練した職人が伝統的な機械を使用して、編立から縫製・仕上げまでを手作業で行い、手間暇の掛かる手作業にこだわるのは、この技法でしか実現できないしっかりとしたニットをお届けしたいから。1着ずつ丁寧に編み込んでいくことで着心地が良く、軽くてあたたかいだけでなく、耐久性が高いニットになります。さらに仕上げ前の縮絨(しゅくじゅう)工程でひと手間かけて予洗いをし、編目もしっかりと詰まっていることも、型崩れしにくい秘訣です。

2.カシミヤの洗いかた

『カシミヤは絶対クリーニング』と思い込んでいる人が多いようです。
 『2~3回着たらクリーニング屋さんに出さなきゃならないんでお金がかかるのよねぇ』という声を度々聞きます。カシミヤニットは高価だし、縮んだりするのが心配でクリーニングに出してしまうのは当然かもしれません。

 当店にて取扱のカシミヤ商品も、いろんないきさつでほとんどの商品がドライ表示になっております。
当店にて販売しておりますカシミヤ100%商品につきましては、ご自分での手洗いを勧めています。矛盾する行為ですが、洗濯方法が各ご家庭さまざまな為に誤解が多いのであえて手洗い表示にはしていないメーカーが殆どですが、品質に自信のあるメーカーは正しい洗濯方法ならば家庭で手洗い可能と答えます。
これから説明する通に洗ってあげると絶対に縮むことはありません。大事なカシミヤニットだからこそ自分で洗ってあげてください。但し、本物のカシミヤ商品でなければ縮みがおきますので自己責任でお願いします。
ポイントは『水の温度が高いと縮みやすい、洗う時間が長いと縮みやすく毛羽が立ちやすい』、『一緒に洗うものが多いと縮みやすい』ということです。
『洗濯は、ぬるま湯で』という人がいますが、ウールにぬるま湯は絶対にNGです。洗濯の温度は常温で十分ですし、洗剤さえ溶ければ少々冷たい水でもかまいません。
それより摩擦に気をつけてください。一枚ずつ短時間で押し洗いすることです。洗濯機の手洗いモードでも大丈夫です。自分のニットは、普段洗濯機の手洗い・クリーニングコースで洗って、シーズン最終にクリーニングに出す事が殆どです。(ドラム洗濯機はNG
カシミヤをごしごし洗う人はいないと思っていたんですが、他の沢山の洗濯物と一緒に洗って『毛羽立った!』とクレームを言ってこられる、信じられないような人も中にはいらっしゃいます。
もうひとつ注意してほしいのが、この頃流行の斜めドラムです。洗濯の方法がドラム内で叩きつけながら汚れを落とすタイプは絶対にやめてください。洗濯ネットに入れて洗ってもリブが伸びる事が多いです。

洗剤は、家庭用ドライクリーニング洗剤!

シャンプーとリンスもおすすめ!

ウール洗いの洗剤やシャンプーで短時間押し洗いする程度で普通の汚れは取れるはずです。シャンプーは使えるの?とおっしゃる方もいらっしゃいますが、髪もカシミヤも元々はたんぱく質、シャンプーは洗剤に比べると高価かも知れませんが自分のシャンプーで洗ってあげるのが一番だと思います。
ニットの糸は布帛に比べると撚りはあまいし、編地も布帛の打ち込みに比べたら比較にならないくらい疎ですので汚れも取れやすいんです。
 部分的な目立つ汚れは指でもみ洗い、それでも取れない汚れは汚れと言うより染みと思ってください。たんぱく質が変化してシミ化したものは洗濯の範囲を超えた専門家の領域ですので、がんがん洗っても取れません。

 洗い終わったらリンス等の柔軟剤をかけて十分に濯いでください。洗剤で汚れと一緒に取れた油分を補充して繊維を保護してあげるんです。髪もウールも基本的には同じですから。
その後の絞りがポイントです。
 脱水機で完全に水気を取ってください。『エ・エッ!脱水機で!』と驚く人が多いんですが、そう、脱水機です。
 勇気を出して脱水機でまわしてください。もちろん、キチンとたたんであげてください。
 脱水機の中のセーターはドラムに張り付いて遠心力で水分を飛ばすのでタオルなどで絞るよりずっと繊維には優しい脱水方法です。

 水気を取ってしまうと型崩れしにくいです。脱水の後は形を整えて平干です。
 網などの上が一番良いんですが、一般にはバスタオルの上なんかが良いでしょう。
その際に洗う前のセーターの寸法に伸ばして寸法を整えてください。
 半日ぐらいでひっくり返してバスタオルの位置を変えてください。そうしないとセーターの下はかなり水気がありますよ。風通しのあるほうが乾きやすいで扇風機などの風を当てると早く乾きます。もちろん少々陽が当たってもかまいません。

 半絞りの状態で吊るして干すと、水分が下のほうに溜まってその重みで伸びてしまい、乾くとその伸びた状態が定着します。不味い干し方の典型です。
また、乾燥機に入れると熱風でフエルト現象を起こして子供用みたいに縮んでしまいますので熱風乾燥機は厳禁です。これはウール特有の現象で、フエルトの作り方がこの方法ですから縮まないはずがありません。

カシミヤといえどポイントさえ守れば普通の手洗いで何の問題も起きません。

この方法をお教えして皆さんふんわりあがったと喜んでおられて失敗したという話は聴いたことがありません。
 皆さんも自分で洗ってあげてもっともっと着ていただいてカシミヤのよさを楽しんで下さい。

オーダーカシミヤ

「全世界で1%」最高品質のカシミヤで、人生に寄り添う1着

タツタヤでは、日本国内にて生産されるオーダーカシミヤの御予約が可能でございます。

職人の手作業が「個」を引き出す、世界に一つだけのニット
全世界で1%の希少なカシミヤの、圧倒的な「やわらかさ」をまとう。
最高級の天然素材として、世界中で広く愛されるカシミヤ。
日本においても秋冬シーズンを中心に、多くの人に愛用されるようになりました。
様々なカシミヤ製品がありますが、その品質が9つの等級に分けられているのをご存知でしょうか。カシミヤでは等級の高い原毛ほど、毛の繊維が細く長くなり、特に1等級のカシミヤは、毛が細くやわらかで、光沢があることで知られています。

その1等級のカシミヤの中でも、中国内モンゴル自治区で産出される「アラシャンカシミヤ」は、知る人ぞ知る銘品。世界のカシミヤの中でも最高品質と謳われています。その土地の厳寒な気候と、多品種との交配を行わない徹底した飼育方針から、繊細で質の良い産毛が作り出されるのです。アラシャン地方の1500mを超える高地で、ストレスをかけずに大事に飼育されたヤギから採集された、全世界で1%と非常に希少なカシミヤの細毛を使用しています。

職人が伝統技法で1着ずつ心を込めて、長く人生に寄り添う1着を

オーダーで御座いますので、着丈・袖丈など変更可能でございます。

製品はすべて、ご注文後にカシミヤ専門の熟練した職人が作製しています。伝統的な機械を使用して、編立から縫製・仕上げまでを、すべて手作業で行います。手間暇の掛かる手作業にこだわるのは、この技法でしか実現できないしっかりとしたニットをお届けしたいから。
1着ずつ丁寧に編み込んでいくことで着心地が良く、軽くてあたたかいだけでなく、耐久性が高いニットになります。さらに仕上げ前の縮絨(しゅくじゅう)工程でひと手間かけて予洗いをし、編目もしっかりと詰まっていることも、型崩れしにくい秘訣です。

メンズ・レディース、オーダー可能でございます。

たつたや 男のカシミヤ オーダー受付中!

ワールド イベントオーダーカシミヤ

ワールドが、限られた顧客様のみに御提案する、シーズン最高のカシミヤコレクションは使用素材と生産工場を考慮すれは非常にコストパフォーマンスが高くオススメ!海外高級ブランドと同等の素材を使用した日本製ニット商品が予約できる貴重な期間

ワールド カシミヤイベントのご紹介 → ワールド 期間限定レアブランド「AJUDA」・「poushal」