ブランド服には種類がございます

まず知っておいてもらいたいのは、ブランド服にはいろんなタイプがあるということです。

これらを分かりやすいようにざっくり3つに区別してみました。

基準はブランド料が主にどこに掛かっているかということ。ブランド料って何?? 便宜上言いきってしまうならば、例えば普通のノーブランドの服が3000円で、ブランドの服が20000円だったら、20000円−3000円=17000円がブランド料です。

で、区別してみたのがこちら。

①主にイメージ料が掛かっているもの(例:エルメス・アルマーニ等のスーパーブランド)

②主にデザイン料が掛かっているもの(コムデギャルソン等)

③主に材料費、品質管理費がかかっているものです。(ロロピアーナ・クルチアーニ等)

当店が最も拘るのは、③7割+②3割を基準にしております。これに+して、価格に合った仕立の良さも判断基準に加えます

国産アパレルメーカーでも注意が必要

当店が、歴史ある国内メーカーのブランドに拘るのは「質が良いから」です。そして安全な品質管理・試験を怠らずコストをかけ上質な素材を仕入れるルートを持っていたり、それを美しく仕立てるノウハウや環境を持っていたりする。

そういったブランドの製品が高い最も大きな理由は、「良い物を作るためにお金が掛かるから」。そして次に大きな理由は「品質を維持するために先にお金をとっておかなければならない」からです。

良いウールは高いし、美しい生地を作るには手間がかかる。また高い品質を維持するためには、リスクに備えてお金を貯えておかなければならない。1000万円分生地を作っても出来が良くなければそれは売れない。そういう場合にも「品質の低いものを売らなくて済む」ように、予めやや高い金額を取っておく必要があります。

これがブランド料=材料費、品質管理費の場合です。

それて各ブランドにしかない独特の「お洒落さ」や「可愛さ」、流れるようなシルエット低価格商品では真似の出来ない控え目なのに圧倒的な存在感を感じれるデザイン。

これらはブランド料=デザイン料となっています。

縫製工場・使用素材の良い商品は、どんどん提案します!

①は、特に重要視しておりません。品質や縫製の御説明をさせて頂けばブランド名に拘らなくても安心してお買い求め頂けるからです。個人店舗ですので信用が一番ですから!有名海外ブランドより、生産依頼受ける国内工場が独自に少量ですが展開する商品は存在いたします。

また、シーズン初期の展示会にて発表された商品のみ厳選いたしております。時間をかけ企画生産された商品には、短期間で作る商品と素材や縫製に明確な品質差が生じる事が多いので結果お買い求めいただいたお客様が損をするリスクを回避するためにも初期の展示会商品のみ買い付けております。

様々な販売方法が確立した現在、国内アパレルメーカーは生き残りをかけ、消費者の皆様が望む様々な商品を生産いたしております。当店のお客様に、不利益とならない商品のみ厳選いたしておりますので、安心して御買物をお楽しみください。

本当に、値札価格が適正なのかを疑いながらの御買物は楽しく無いですからね!

有名国産メーカー品の割引販売品には注意

 安く販売する為に、各アパレルメーカー努力致しましたが10年前には企業努力の限界を超えており、旧来の生産方式にて生産されております商品は全体の数パーセントのみでございます。当然、この数が少ない商品は割引販売を前提として発注・生産されておりませんので品質は確かでございます。残りは、消費者の多くの方が望む割引価格にて購入したいとの要望に応える為に企画・生産されます商品ですが、メーカーも当然利益確保は必要な為に割引をしても利益が確保可能な商品を生産する必要がございます。なので、同じブランドタグが付いていても同一品質にて企画。生産されてはいません。