洗い張り

洗い張り(あらいはり)は、和服(呉服)専門の洗濯方法の一つです。

着物の形状から反物の形状へと解きほぐし、糸くずやごみを除去してから、水洗(洗浄)を行います。洗張りした生地は本来の艶や風合いが蘇り、汚れや汗も生地に負担をかけることなくきれいになります。
また結城紬などのふっくらとした紬は、水に通すことで一層柔らかく、たんわりとした風合いに仕上がります。
大幅な寸法直しを行う場合や着物全体の汚れが気になる場合に適しています

当店では、お客様には洗い張りをおすすめしております。
なぜなら、洗い張りは着物をきれいに着るために、着物を長年着るために最適だからです。

全部解いてから洗い張りという作業をし、また再度仕立てもしなければならない。
お金も時間もかかるので面倒と考える方が、まだまだ多いのは確かです。
同じ着物を頻繁に着るような時代ではないので、それが当然の反応とも理解できます。

しかし最近、関東のお客様より洗い張りを希望されるお客様が増えてまいりました。お祖母様・お母様の着ていた、現代の着物とは違う品のある正統派着物が再評価され始め「母から娘へ」・「姑から嫁へ」・「祖母から孫へ」受け継ぐ為の最適な御手入れ方法として認知され始めた為だと思われます。

洗い張りをすると蘇生効果で、本来の風合い・光沢感が甦ります!
長年着てきた着物。買った当初に比べると光沢も落ち、少し生地が堅いような風合いになる。
これは年月と共に変化する自然なことなのです。一度も着ないで大切に保管してあったとしても劣化いたします。
しかし、洗い張りをすると光沢も生地の風合いも格段によくなります。見た目でも、触ってみてもはっきりわかります。

絹の着物の良さは、洗い張りをすることによって蘇生するので、その分長年着れますし、洗い張りをし綺麗な反物に戻した際に、娘・孫に最適な寸法に仕立直し着せてあげることも出来ます。皆様のお手持ちの着物の中で、古くなった感じがしてもう着れないなと思っている着物でも、洗い張りをした途端着たくなる着物はいくつもあると思いますよ。

洗い張りは最良のお手入れ方法ですので、是非おすすめいたします。

洗い張り手順

解く

端縫い

洗う

乾かす(自然乾燥)
つな直す
伸子張り
のり入れ
乾かす (自然乾燥)
湯のし(大量の蒸気で着物の幅を整え、本来の風合いにします)
仕上げ

洗い張りにかかる期間

混雑状況にもよりますが、通常1ヵ月~1ヶ月半程度いただいております。
洗い張りからお仕立てまでのご依頼で、着用日が決まっている場合など、お急ぎの場合は
通常よりも早く作業することもできますのでお気軽にお問い合わせください。
洗い張り+仕立直し納期3カ月以上かかります。

洗い張り料金表(解き代込)

洗い張り 料金表(税別)
表地 10,000円
八掛・胴裏 5,000円

比翼

+5,000円

振袖

+5,000円

ガード加工品

+3,000円

他店にてお買い求めの御品

+30%
長襦袢
9,000円

8,000円
手湯のし
+30%
ミシン仕立品 +30%

当店、前金制となっております事を御了承ください。(各種クレジットカード御利用いただけます)